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英語が苦手な編集Tと記者Hがドラマメソッドを体験 
「実録! ドラマメソッド®20分」(月刊宝島 2004年9月号)

 「Please stand up.♪〜」

 教室に入るや否や、講師の一言でいきなりレッスンが始まった!英語のみの会話に少したじろぐ取材班。

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STEP 1 体を動かしてリラックス(約2分)

 講師からは「Rotate your head.」(首を回す)「Raise your shoulders.」(肩をすくめる)などの意外と知らない単語を使った指示も。フリーズしつつも、身振りがあるため理解はできた。(涙)

 
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 講師は伸びをしながら何やら英語で大声で話しかけてくる、「Reach up!」と言っているようだ。取材班も負けじと腕を伸ばす、ふむふむ。

 「Can you give me another exercise?」自分が指示を出せ、か。しかし出たのは中学生並み、いや小学生並みの「Punch!」。

……情けない。

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 だが、「OK!」講師はニコヤカにパンチをしている。それから数分、腰を振って、首を回して、体を動かし……、講師の「Very Good!!」でを終了。
 

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STEP 2 発音を体で覚える(約3分)

 単語のみならず、文章中のアクセントを勉強することも。「I can't live without you.」ならば、一般的に「can't」が強調されるが、やはり立ち上がりながらセンテンスを発音。

 
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 続いて、講師はホワイトボードに英単語を書き、アクセントの場所を尋ねてきた。「wonderful」だから「o」と答える。そして単語を読みながら、アクセントの位置で椅子から立ち上がれとの指示。「ゥワァンダフォー」。のワと一緒に立ち上がるのだ。もちろん隣の編集Tも一緒だ。「Nice!」またしても講師はニコヤカに返事をくれる。

 ……続けること数分。ワンダフォー以外にも、いくつかの言葉を同じように立ったりしながら練習する。
 

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STEP 3 構文力を強化し語彙を増やす(約3分)

 テキスト中の「show around」というフレーズと同じ意味の単語を尋ねられる。正解は「introduce」(案内する、紹介する)。こうして、少しずつボキャブラリーを増やしていく。

 
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 次は先ほどボードに書かれた単語の意味を聞かれる。「appreciateって何だ?」と。うーん、聞いたことはあるような……「アイドントノー」。講師が「OK.Appreciate is Thank you.」と教えてくれる。なるほど、Thank you.と同じ、と。すかさず発音させる講師、続く取材陣。しかしおもむろに、人差し指を口に当て、Thank you.とやらせ、その直後に指を見せて「Wet?」と聞いてくる。舌を口ではさんで、濡れてないとまずいらしい。
 

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STEP 4 コミュニケーションの基本を学ぶ(約3分)

 人生初ともいえる「男同士で見つめ合う」シチュエーションだが、互いに必死でふざける暇なし。おかげで会話に超集中。日本語で「まぁ、聞け」と、相手の肩をたたく感じか。

 
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 そしていよいよダイアログと呼ばれるテキストを渡される。AとBの会話らしい。ふむふむ、自分がAで編集TがBというわけだ。テキストには「How are you?」「Fine, thanks.」とある。いわゆる初級のあいさつだ。これならできそう。ところが……。

 なになに、フレーズを忘れてもいいから、話すときは相手の肩に手を置いて、相手の目を見ろだって?! やるけど、こんな近くで編集Tの顔を見たこともなければ、ボディタッチも初めて(笑)。

 会話に慣れて、ヘタながらも話せるようになったのも束の間。今度は新宿駅の線路を挟んだプラットホームという設定で会話しろと講師。話し始めた瞬間、「Louder!」の声が。ノイズだらけの状況を想像したらこうでしょ? と両手をスピーカーのようにする講師。確かに。
 

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STEP 5 SITUATION  具体的な設定でやり取りをする(約3分)

 具体的な状況を設定して会話。オフィスにトレーニングジム、声のトーンや表情、動きなど想像力をフルに活用して会話する。思わず役になりきってしまう。意外にハマる?

 
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 さらに次は図書館、オフィスの先輩と新入社員、トレーニングジムの古株と新参会員と次々設定を変える。会話の内容は同じだが、オフィスならオフィスらしく堂々と、トレーニングジムならマッチョな感じ(?)で、会話を楽しめと。気がつけば、状況にどっぷり感情移入する自分がいた。

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STEP 6 アドリブの会話に挑戦(約3分)

 状況設定はステップ5と同じだが、途中からアドリブの会話を指示される。テキストの内容はもちろん、自分の語彙と知識を総動員して、とにかく会話を続けることが重要。

 
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 さて、再びオフィスの設定で挨拶だ。すると講師がテキストを取り上げるではないか! 一気に言葉を失う先輩社員役の編集T。沈黙が1秒、2秒……先ほどのマニュアルの続きをしゃべり始めた。ヤ、ヤルナ、ちゃんと記憶してるぞ!!

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STEP 7 習ったことを使って自由に話す(約3分)

 今回は講師の質問に答える形。「show around」のフレーズにまつわり、編集Tが自宅周辺と家族の話を披露。特に2歳の息子について、英語でも親バカぶりを発揮(笑)

 
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 最後はフリートークをしろという。編集「How are you?」自分「Fine.」と習ったとおりにしたところで、いきなり編集Tが仕掛けてきた。

 「I'm glad to see you.」だって?そんなの習ってないよ、と講師を見ると、いいぞいいぞとうなずくのみ。ええいと、中学英語の記憶を引っ張り出し、なんとか会話を続けるうちに講師が言った!「Very good!お疲れ様でした。」やっと終了だ。 

 いやー、こんなにやってたったの20分か。1時間もやったらヘトヘトだろう、きっと。

 レッスン中感じたのは、講師の乗せる上手さだ。少しでもできると、『Good!』と誉められるので、頑張って練習したくなる。

 眠っていた英語力が、たった20分でも活性化されるのを、確かに感じたのであった。

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